Guitar talk

何かと便利なチャイナタウン〜楽器店が並ぶ Worachak エリア(16年10月ごろ閉鎖済み)

更新日:

11月27日追記:
楽器店や工具店などたくさん並んでいたこのWorachakエリアですが、このエリア一帯を某大手タイ国内のビール会社が買収してしまったようで、2016年11月26日現在ゴーストタウン状態となっておりました。詳しくは後日別の記事にて紹介します。

私がタイに赴任した時のこと。

赴任が決まった当時、極力必要なものだけを持って行ってそれ以外の物は現地で調達すればいいと思い、その中でも数本あったギターは、いつも使っているメインのエレキともう一本を船便で送り、それ以外はすべて知り合いに売って処分してしまった。

タイに到着したものの、船便がつくまでは数週間ぐらいの時間がかかり、生活する分については航空便で一緒に持ってきたので問題ないが、仕事以外にやることがない・・・散歩がてらバンコク市内をまわってみたが、中心部はショッピングモールばかりで飽きてしまった。とりあえずチャイナタウンでもいけば何かあるかなとふと思いついて行ってみた。

フィリピンのチャイナタウンもそうなんだけど、ショッピングモールで売っていないようなマニアックなものでも大抵はここで見つかる。漢方薬、中国のお菓子とかはもちろん、電子工作用の部品、古いミシンに使われていた動力ベルト、建設資材や部品、エンジン部品、超レアなレコード、医療用のベッド、パーティーグッズ、とにかくなんでも。

以前、フィリピンの家に置いてあった古いレコードプレーヤーを直そうと分解してみたものの、製造元の日本のカスタマーセンターに話したら交換部品がすでに生産終了だと言われ、諦めかけたことがあった。ものの試しに、その部品を持ってチャイナタウン中の電子部品屋さんを一店ずつまわってみたら、店の奥にある倉庫から埃まみれになったパッケージを持ってきてくれた。
よく見ると、生産終了になっていたはずの交換部品が入っていた。しかも純正品。日本で手配不可能な部品がこんなところで手に入るとは・・・と、ちょっと感動してしまった。

話はそれたがこのバンコクのチャイナタウン、マニラのチャイナタウンと同じでやはり色々な店で色々なものを売っている。中でも私にとってうれしかったのは Worachak エリア。正確には Soi 8 Charoen Krung の通りになるのだが、ここはミュージシャンのためのストリートと言ってもいいぐらい、楽器店がずらりと並んでいる。バンドで使う楽器(Gt, B, Key, Dr)やアンプ・エフェクター、PAなどの機材、また、私みたいにギターを改造したりする人は、DimarzioのピックアップやIbanezの交換パーツなどもここで手に入れることができる。

また、Central WorldやSiam Paragonなどで見かける楽器店も、本店がこの Worachak エリアにあったりするので、ここにくれば半径50mぐらいのこのエリアですべて用が済んでしまう。

結局、この時は Takamineのアコギ(D-series)を買って帰っていった。

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(写真:Takamine D-Seriesのアコギ)


【行き方】

MRT で終点の Hua Lamphong まで行き、そこからモトサイで Soi 10 Charoeng Krung まで行く。約5分。タクシーで行ってもいいけど、このエリアの混雑はハンパじゃないので、タクシーの方から乗車拒否されることも。歩けない距離ではないが、下町なのでスリ・ひったくりに注意。いかにも「旅行者です」みたいな格好では絶対に行かないこと。

 

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