前回の続き。
(前回の投稿→http://www.borderlessliving101.com/?p=53)
だいぶNarayaで体力を使ってしまった。
日も暮れてきたんで、とりあえずエンポリアムのフードコートで
軽く晩飯をすませて(久しぶりにカオマンガイ食べた!)、ホテルで一休み。
この日の夜は、長くバンコクで活動している知り合いのバンドを見に行く予定。
このバンド、もともとはうちのヨメさんとベースのManexがかなり前から知り合いで、
バンコクに赴任してから1年ぐらい経った後にヨメさんが
「あ、そういえば知り合いが近くのハードロックカフェで毎晩やってるみたいだよ」と気がついて、
それじゃあということで見に行ったのが付き合いの始まり。
それ以来このバンドのメンバーと家族ぐるみでの交流がずっとつづいている。
私がもともとバンドをやっていたということもあって、
ハードロックカフェに見に行くとほぼ必ずステージに呼ばれて、2〜3曲セッションさせられたり。
お客さんの前でギター弾くのは全然問題ないんだけど、マイクでしかもステージ上から大々的に名前を呼ぶのはヤメテ・・・
その当時のバンド名はPower Jamといって、その後ベースのManexとボーカルのRickyがメインになって
Tiempoっていう他のバンドを作って分裂したんだけど、今日はそのTiempoを見に行った。
どういうバンド?ジャンルは・・・我々は「ショーバンド」(Show Band)って呼んでるんだけど、
100%カバー曲で、70's~80'sのロックンロールからダンスミュージック、
80's~90'sのメタル・グランジや最近の曲までオールアラウンドに対応しちゃうバンドなんだよね。
基本的にお客さんからリクエスト曲があれば弾いてくれたり、お客さんたちが踊りたい雰囲気だったりすると、
うまく曲を引き継いで、さっと80年代のディスコミュージックとかJames Brownとかに切り替えたりして・・・
なんていうジャンルのバンドなんだろうね。日本だと銀座のKento'sとかでこういうタイプのバンドがやってたね。
あそこは一つもリクエスト曲に対応してくれなかったけど。
実は自分も一時期こういうバンドをフィリピンで助っ人としてやったことがあったんだけど、
お客さんのリクエストがメインなもんだから、とにかくたくさんの曲を覚えさせられた。
「はい、これうちのバンドのレパートリーね。」って言って渡された曲リストがざっと800曲!
そのうちすでに知ってたり、コード進行は頭に入ってるっていうぐらいの曲が150曲ぐらい。
がんばってあと300曲ぐらいを1週間で覚えました。
残りはライブ中にベースの人の手をみたり、キーボードにコードをその場で教えてもらったりしてなんとかしのいだ・・・
(写真:Tiempo。暗くて見えにくいけど。Anantara Riverside Hoteにて。)
さてこのバンド、メンバーは全員フィリピン人。やっぱりエンターテイナー精神っていうものがあるんだろうね。
タイ現地のショーバンドとかもあるんだけど、やっぱりステージから感じられるエネルギーとか、
音圧とか、全然違う。曲と曲の間とか、繋げ方とか。お客さんの盛り上げ方とか全てにおいて
フィリピン人ミュージシャンとかエンターテイナーっていうのはすごいと思う。もちろんヘタクソな奴もたまにいるけど。
だいぶ話がそれちゃったけれど、長くなりそうなんでここら辺で。
このTiempoとPower Jam、よろしければ応援してあげてくださいっ!
Tiempo→https://www.facebook.com/Tiempo-BAND-1689804887947619/?fref=ts
Power Jam→https://www.facebook.com/POWERJAMLIVE/
続きはまた今度。